開発の手引き
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はじめに
以前の開発義務面積に基づく総面積です。
もぅマヂ無理。諦めょ…
となる前に、以下の手引きを見てみましょう。
助けになるか分かりませんが、手がかりにはなるかもしれません。
断っておきますが、※自分の作りたいものを作りましょう※
それでもダメだった時に見てください。
いくつかの方法を掲載しておきます。
方法A:お手上げのあなたへ編
←やや長いので興味がなければ開閉をどうぞ
1.開発の方針を決める
とりあえず家を何軒か作ってみる…。大きな都市を構想してみる…。
ご自身のやりやすいように開発することが一番ですが、ここではひとまず構想を練ってみるパターンを書いておきます。
作りたいものが決まってる人は1をすっ飛ばしてください。
1-1.構想を練る
一面草ブロックの原野を見ると「あゝ」と嘆くことは間違いないでしょう。
差し当たって、まず大雑把でいいので開発するエリアの構想を練ってみましょう。
ぼくのかんがえたさいきょうのとし、人口が減少した超高齢社会の過疎地、優雅な渓谷、大規模な農地、ニュータウン、グンマーなどなど、なんでもいいです。
例えば南岸町市の場合は、「住宅団地を核にしたニュータウン」が初期の構想です。
思いつかない場合はグーグルマップを眺めたり、ストリートビューを使って探索(?)してヒントを得るといいでしょう。
1-2.具体的に練る
例えば「ニュータウン」の場合、
- 集合住宅を集積させたい
- 車道は片側2車線あるといいなぁ
- 大きい公園があるといいかも
- モノレールが欲しくなってきた!
思いつきで構いませんので、ああしたいこうしたいを箇条書きしてみましょう。
地形に合わせるのが自然ですが、ひとまず簡単な絵を描いてみるのもいいかもしれません。

「青写真」が出来たら次へ!
1-3.さらに計画する☆
さらに構想を練りたいあなた向けに書いておきます。
1-Ex1.歴史・人口・経済等、開発するエリアの背景を考えてみる
例えば歴史ですが、城下町だった(城があった)、過去に海運による経済の拠点だった等歴史的背景があれば開発しやすくなりますね。
人口の多い少ないはもちろん、人口構成(どの年齢層が何割いるか)まで想像してみると、「よし、高齢者が多い設定だから、街は何となくバリアフリーにして…」のように、これも開発の指針になりますね。
経済も、小麦の一大生産地とすれば「なるほど、大規模な小麦畑があるから製粉施設に出荷する必要があるなぁ。近隣に製粉所を建てるか、鉄道(貨物)で遠隔地まで輸送するか…。あと○Aとコメ○欲しい。」のように、開発の手助けになりますね(むしろ開発の中核になるかも)。
専門的な知識も必要になったりしますが、「ぼくのかんがえたさいきょうのまち」、「俺の宇宙では出るんだよ!」ぐらいの面持ちで臨むと精神衛生上よろしいと思います。
1-Ex2.都市計画をつくる

分かる人には分かるかもしれない画像
やはり「ぼくのかんがえたさいきょうのまち」の精神がいいですね。
2.開発を実行する
でも開発を実際にするのは辛いです…
と思う人も多いでしょう。
開発するにあたって、以下の方法を試してみましょう。
2-1.何から手をつけたら良いのやら…
まず、ランドマーク(タワーや駅、目立つ山等シンボルになるもの)から作り始めてみましょう。
そのランドマークを起点に付近を開発していけば、やりやすいですね。
2-2.地形を整備しよう
道路を整備したいですが、まずその前に地形を整備してみましょう。
川や山、ちょっとした段差等をこの時点で整備しておきます。
当然、道路や建物を作った後に整備するのもOKですが、後から整備すると既存の建築物を破壊してしまったりして作りづらくなるので、川や山は最初に作っちゃいましょう。
地形整備にはRTMのペイント機能や、WE・曲線スクリプトが非常に便利です。
2-3.道路・道路・道路! 道路の重要性
おそらく最も開発を(楽に)こなせる手段は道路づくりです。
(屁)理屈の話をしましょう。
- 開発義務が要請しているのは面積であって、体積・容積ではありません。
- 基本的に道路は建築物に比べ、開発量(投入する時間と労力)のうち体積・容積へ注力する量が少なく、面積を多く消費します。
この2つの理由(特徴?)から、多くの面積を少ない労力で開発する(消費する)には道路がもってこいであることは間違いありません。
「道路まみれだとおかしい」「景観上問題がある」との声が聞こえてきそうなものですが、実際のところ道路はかなりの面積を占めています。
東京都の場合、道路率(行政区域面積に対する道路面積の割合)は区部が16.5%、多摩部が6.7%だそうです(東京都建設局 道路の管理より引用 URL: http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/road/kanri/index.html)
都市部ほど道路面積が大きく、地方ほど小さくなる傾向があるようですが、それでも地方であっても総面積の数%は道路で占められているのです。
では、どのような道路がいいのでしょうか。
これは開発するエリアの構想と要相談ですが、
2-Ex1.都市をつくりたい場合
- 歩道を広くする(街路樹を生やすスペースも確保しておく)
- 車線の数を増やす(右折レーン・路肩のスペースを確保しておく)
- 自動車専用道路・歩行者専用道路・サイクリングロードを作ってみる
広い道路(大通り):2車線道路(ちょっとした通り):小道 を 2:3:4 ぐらいの比率で整備してみましょう。

上の画像は開発途中の南岸町駅付近です。道路の比率が高いですね。
2-Ex2.田舎を作りたい場合
- 小道・あぜ道・砂利道を多めにつくる
高速道路が通過する、近隣に都市がある、都市間にあるならいざしらず、田舎に巨大な道路はどうしても不釣り合いなものです。
田舎の場合、「道路」で面積を稼ぐのは都市に比べ難しい感は否めません(ただし後述の項目で、容易に都市よりも開発可能です)。
地形の項目でも書きましたが、道路づくりにも曲線スクリプトは非常に有効ですよ。
2-4.建築・農地生成のすゝめ
<建築編>
おそらく建築で詰まる人が多いことでしょう。
当サーバーでは、建築物のうち内装は特に要求されません。
そのため、外装だけ取り繕った建築物を効率よく作ることが開発義務達成への近道になります。
建築全般に使えるテクニックとして、NGTOによるコピペが挙げられます。
キーをコンフィグから設定すればサーバーから落ちることなく利用可能です。
また、グーグルマップで見た建物を作るのもアリです(流石に個人を特定できる物まで再現するのはやめましょう)。
どうしてもある程度の数を建築するとネタ切れになりますが、モデルがあれば作りやすくなりますね。
住宅であれば、
- 一軒家
(執筆者は一軒家作るのが苦手なので誰か書いてください)
- 集合住宅
実際のものとは少し違いますが「ブロック工法」が有効です。
手順としては、
- まず1部屋つくる(ベランダ・通路込)
- 出来た1部屋をコピペする
- 微調整しておわり
また、集合住宅は団地等の場合、同じ造りの建物が複数並んでいても(そこそこ)自然なので、オススメです。
(当然集合住宅ばっかりでは飽きてしまうことも考えられますが…)
<農地編>
突き詰めるとキリがないですが、簡単に農地の作り方を書いておきます。
まず作物を決めましょう。
野菜(白菜・ネギ・人参等)か果物か、小麦かコメか…
開発エリアの(経済的・歴史的・地理的な)構想にも左右されますが、
- 野菜の場合
ポドゾルブロックを使う。
- 小麦の場合
上記を意識すれば「それっぽく」見えるので大丈夫です。
やはりここでも曲線スクリプトが有効です(棚田生成時は特に)。
2-5.こだわり建築・農地☆
- 用途地域、容積率・建ぺい率、斜線制限を決めてみる
マンネリ化した時に導入してみてください。
- 建物の妻入り・平入りを統一してみる、瓦の色を揃える、道路に面している部分の幅を狭くしてみる。
- 都市部の建物は面積を狭く、田舎の建物は面積を広くとってみる
地価を設定すれば、より細かく作れるでしょう。
- 用排水路と貯水池(ダム)をつくる
- サイロをつくる
- ビニルハウスをつくる
2-6.それでも開発が追いつかないとき
- 公園を整備する
都市公園のうちマイクラでは、
街区公園(0.25ha=2500平方メートル):250mの範囲をカバー
近隣公園(2ha):500mの範囲をカバー
地区公園(4ha):1kmの範囲をカバー
上記3つが整備しやすいでしょう。
特に街区公園は作りやすく、数もそこそこあってもOkなので(最初の単線の例だと、開発エリア内に最低2つは必要)、困ったら作っていきましょう。
- 商業施設をつくる
店舗の立地は突き詰めると難しいですが、これも困ったら作ってみましょう。
- 公共施設(役所・警察署・消防署・学校等)をつくる
特に学校は、
- 小学校は人口4000人に1つ
- 中学校は人口8000人に1つ
<余談>
各々の都市によって事情は異なりますが、現実の人口20万人前後の都市であれば(中心部となる駅前を除いて)存外駐車場の占める面積が大きいです。
既存の建物キットを設置した際や、自前の商店等を作った際は思い切って駐車場の面積を広げてみるのもいいかもしれません。
方法B:リアルと効率の両立編
①大雑把に、縦横に幹線道路を引く(駅ロータリーとかも)
②大型施設の位置や地域区分(住商工)をざっくり決める
③幹線道路から街路を枝/網のごとく伸ばす
④後は建物セットとかの既製品で隙間を埋めるだけ(よほど碁盤の目状態でなければ繰り返しになりにくい)
方法C:申請クリアとの両立編
1.路面電車線を数百メートル間隔で申請します。(単線ならなおよろし)
2.路線に沿うように道路(と場合によっては川、高圧線用の敷地等)を用意します。
3.電停前に宅地・商店を、また、電停間は農地を多めに作ります。
4.1-3を繰り返します。
5.ある程度伸びてきたら、路面電車線に沿うように(=開発した土地の外縁部に)普通鉄道線を申請し、開発します。
6.1-5を繰り返すことによって、効率のよい開発と申請クリアが望めます。
方法D:とにかくリアル志向編
1.地形を作ります(山、川など)
2.水辺の近くの、後背湿地にあたる部分には農地を、若干高台の部分に集落を作ります。このとき、集落の通り道は等高線に沿うようにすればよいでしょう。
3.2を複数つくります。
4.作った複数の集落を道で結びます。やはり等高線に沿うとよいです。
5.集落からやや外れた部分にバイパスとなる新道を作ります。
6.新道と旧道の交差点付近に商店等を設置します。
7.新道のさらに外側に鉄道を設置します。
という具合に整備する方法。
時間と手間は最もかかりますが、リアルな町並みが完成していることでしょう。